家族構成 | 四世帯家族 |
用途 | 住宅 |
概要 |
取り壊しからの注文住宅 |
延床面積 | 210㎡(63坪) |
場所 | 堺市 |
施行 | つむぐ家 |
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そもそも平屋とは?
簡単にいうと、一階建の家です。
階段がなく、全ての部屋が一階に配置されます。
マンションの一室が戸建てになったようなイメージです。
ワンフロアで広々とした空間で家族が過ごせます。
平屋のメリット
❶バリアフリー
平屋は階段がないため、子どもや高齢者に優しいバリアフリーな住まいです。
❷掃除・洗濯がしやすい
生活・家事導線がスムーズ。1階で洗濯機を回し、2階のベランダに干す作業もありません。
❸間取りの自由度が高い
2階を支えるための壁や柱も不要なため、間取りの自由度も高いのが特徴です。
平屋ならではのゆったりとした間取りが可能。
❹メンテナンス費用を抑えやすい
外壁の修繕時、平屋は2階部分がないので、大がかりな足場を組む必要がありません。
2階建てと比べてメンテナンス費用を抑えられる傾向があります。
❺耐震性アップ
1階のみで、高さが低く構造的に安定するため、耐震性がアップします。
▲平屋は振動の力が分散されやすく、高さがないため揺れにくい。
平屋のデメリット
❶広い敷地が必要
2階建てと同じ延床面積(のべゆかめんせき)の家を建てるなら、敷地の広さは単純に2倍必要です。
建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)も考慮しなければいけません。
※建ぺい率って?
≪【土地探しのコツ②】土地の大きさだけ見てはダメ!≫コラムをご覧ください。
❷日当たりや風通し
中心部分の部屋は日当たりや風通しが悪くなりがちなため、設計上の工夫が必要です。
❸プライバシー
一階建ての居住空間は、外からの視線が届きやすいため、間取りの工夫を考える必要があります。
❹防犯面
1階部分に窓が多いため、屋外への出入口が増えます。
そのため、防犯面に配慮する必要があります。
❺工事費用が高くなりがち
地盤と建物をつなぐ重要なパイプ役となる「基礎」と「屋根の面積」が単純計算で2倍!
その分工事費用が高くなり、坪単価は2階建てよりも高くなる傾向があります。
▲屋根も基礎も2倍サイズ!
土地の広さと環境
土地の立地条件、周辺環境に応じて、平屋が適しているか、2階建て、3階建て住宅が適しているか、概ね決まります。
▲周りが2階建て、3階建てだと圧迫感が。
ただ、土地の個性を生かした家づくりは設計次第。
住宅メーカー、工務店の腕の見せどころです。
今回は、すでにお持ちの土地があり、ご高齢のお祖母様との同居もあり、平屋を選択しました。
家事・生活動線がスムーズで、とても過ごしやすいおうちに仕上がりました。
まずはイメージしてみませんか?
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