ポイントは3つ!
①インフレ
②今後の住宅ローンの金利動向
③住宅ローン返済シュミレーション
この3つの観点から今後の住宅購入事情がどうなるのかみていきます。
1. インフレー日本は今、深刻なインフレ経済ー
そもそもインフレとはどういうことでしょうか?
インフレは、物価の上昇を指す経済現象です。
同じ金額で購入できる商品やサービスが減少し、お金の価値が低下することを意味します。
主要国のインフレ率の推移(前年比、%)
2020年以降、各国の急激なインフレが起こりました。
原因はコロナショックの影響により、貨幣流通量を異次元に増加させたことです。
その結果、原材料価格が上昇し、建物価格も上昇しました。
その後、コロナは落ち着いてきましたが、コロナ禍の財政支援・金融緩和やコロナ後の繰越による需要の増加、
また、ウクライナ侵略による商品価格の高騰、人手不足による供給量不足により、世界全体でインフレが高進しています。
2. 今後の住宅ローンの金利動向はどうなる?
インフレを受け、欧米各国では歴史的な大幅利上げ(政策金利引き上げ)が実施されてきました。
日本は今のところ政策金利はほぼ横ばいです。
しかしながら、もし政策金利が上がるとどうなるのかは以下のコラムにも書いています。
各国は政策金利の利上げに伴い、住宅ローンの金利も上昇しています。
今後、日本の政策金利が上がった場合、変動金利が上昇する可能性もあります。
つまり、このままインフレが進み、政策金利が上がった場合、以下のように予測できます。
3.住宅ローン返済シュミレーション
具体的に、住宅ローンシュミレーションを行ってみましょう。
現在25歳だと仮定して、今購入した場合と、10年後購入した場合のシュミレーションを行いました。
あくまで予測にはなります。
ただし、高くなることが予想されるから家が買えないというわけではありません。
あなたに合った家予算と住宅ローンを導き出すことが大切です。
また賃貸の場合、ライフプランシュミレーションはさらに重要になってきます。
まずは早めにライフプランシュミレーションを行い、どんなことが予想されるのか「見える化」しましょう。
▼購入後が2〜3年後だと考えてた方の実際のお声▼