失敗しない家予算は◯◯で決める
住宅専門ファイナンシャルプランナーとして多くの相談を受けて感じることがあります。
それは、家の予算だけにとらわれてしまうと後悔する可能性が高くなるということです。
家を建てることが最優先事項?
まず、家が欲しいと考えた時どこに行きますか?
住宅展示場やモデルルーム、物件を見学に行くと、担当者から年収や手持金を聞かれることがよくあります。
さすがに担当者も世帯年収500万円で1億円の家を提案はしてきません。
担当者は、お客様のためを思い、借りることができる住宅ローンの金額と手持金を合わせた合計額から、あなたの理想の暮らしを詰めた最高の家を提案してくれます。
しかし、本来、買える範囲で一番高い家を買うことは、当たり前ではありません。
だからこそ、迷います。
買えないことはないけど、本当に買っていいものなのか?と。
だからこそ必要なライフプラン
これから入ってくるお金(収入)と、これから希望する生活を送る上でかかるお金(支出)を生涯にわたって「見える化」するためライフプランを行う必要があります。
しかし、それだけでは無理のない家予算は決まりません。
ライフプランを行い、そこから自分たちにあった無理のない家予算を算出するためには、予算配分の調整が必要になります。
夫婦の話し合いに役立つライフプランシートをご用意していますので、よければご活用ください。
老後や教育費、ゆとりある生活費を考える
理想とするライフプランを作成すると、ほとんどの方がどこかのタイミングで金融資産残高がマイナスになります。
特に、教育費や老後資金が不足するケースが多く見受けられます。
この原因は、総収入 < 総支出 となっているからです。
総収入<総支出を解消するための対策は2つ
Ⅰ.収入をアップさせる
例えば、昇給を見込む、70歳まで働く、仕事復帰を繰上げするなどが考えられます。
しかし、こういった場合、リスクが高くなる傾向があります。
なぜなら、想定する収入に届かなかった場合、収支が予定通り進まない結果となり得るからです。
Ⅱ.支出を減らす
例えば、食費の節約、おこづかいの減額、外食を控えるなどが考えられます。
こういった場合もリスクは高くなる傾向になります。
なぜなら節約には限界があるからです。
厳しいことを言えば、やれるものならとっくに削っているはずです。
節約できないのではなく、必要なお金と考えるべきではないでしょうか?
家予算はお金の配分調整を行う
家予算を引き下げる手もあります。
しかし、それだけでなく、老後費用や教育費、ゆとりある生活費予算など、大きくかかってくるお金の配分調整を考えることが大切です。
このお金の配分調整を家族で話し合うことで、人生において自分たちが大切にしていることがわかります。
家を買うと向き合う時、これからの家族の暮らしについてじっくり考えるとても大事な機会なのです。
対応策は様々ですし、当然家族ごとに大切にしていることは違います。
自分たち家族にとっての優先順位を考え、無理のない家予算を話し合い、家の購入を進めていくことが、後悔しない家づくりへの第一歩です。
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