年収から借りることができる範囲の住宅ローンで、家予算を決めてはいけません。
なぜなら、「年収から借りることができる住宅ローン」を元にすると、マイホームでの生活が住宅ローンの支払いに追われる可能性があるからです。
本来、マイホームは、家という「箱」ではなく、理想の暮らしができる「場所」のはずです。
つまり、マイホームの購入がゴールになってしまってはいけないということです。
本当の理想の暮らしとは?
多くの住宅営業担当者は、理想の暮らしを提案してくれることでしょう。
例えば、
「アイランドキッチンから子どもが走り回る姿を想像してみてください。」
「大きなお風呂でゆっくりと一日の疲れを取れたらどうですか?」
「パントリーがあれば、災害時のストックができます。」
想像すると、理想の暮らしのように感じます。
しかし、この理想の暮らしはあくまで、お金の心配がなければという条件付きです。
住宅営業担当者の提案された理想の暮らしを詰め込んだ結果、
年収から借りることができる住宅ローン満額の資金計画書が出てきたらどうですか?
ここまできてしまうと、
マイホームを買うことが目的となってしまうのです。
理想とするマイホームのはずが後悔!?
実際、マイホーム購入で後悔がある人は約85%という数字も出ています。
(フリエ住まい総研2021調べ)
後悔しないためにも、どのような資金計画をしていけばいいのでしょうか?
マイホーム購入の予算の決め方は、将来返済できる金額を決めることです。
つまり、年収から借りることができる住宅ローンの金額ではなく、現在のライフスタイルを元にライフプランを作成することです。
そのためには、現在のお金の収支をきちんと把握する必要があります。
その上で、将来を含めたライフスタイルと家予算が当てはまるか、すり合わせが必要です。
住宅に含める金額は他にもある!
家の予算に含まれる範囲は、人によってまちまちです。
土地と建物だけの金額を指す人もいれば、諸経費を含めた金額を指す人もいます。
さらには、家具、家電、カーテン、照明、引越し費用などもかかってきます。
マイホーム購入までにかかる総費用を想定しておかないと、思っていたよりお金がかかったという結果にもなりかねません。
マイホームの総費用を考えた上で、土地や建物の予算配分、それに伴う諸費用がいくらかかるのか決めていくのが本来の手順です。
そうすることで、マイホーム購入時に備えておきたい現金がいくら必要か明確になります。
つまり、今のライフスタイルと理想とする生活から逆算して資金計画書を作れば、充実する理想の暮らしが手に入るのです。
年収から算出した家予算ではなく、まずはライフプランを作成してから、家づくりを進めましょう!
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