変動から固定への借り換え検討した方がいい?
日本の長期金利が上昇しています。
変動金利で家を購入した方は、金利上昇のニュースをみて、
もしかしたら金利が上がるかも?
と、ドキドキしている方もいるかと思います。
なぜ長期金利は上昇した?
今回、固定型の住宅ローンの土台となる10年物国債の表面利率が引き上げられました。
主な理由は、アメリカの急激なインフレと金利上昇の影響です。
10年物国債の表面利率引き上げは2015年3月以降7年ぶり。
現在、固定型の金利が1.5%前後ですが、今後、金利上昇が予想されます。
変動金利はどうなってるの?
変動型の住宅ローンの土台は、日銀の政策金利に連動する短期プライムレートです。
短期プライムレートは、2009年以降、現在まで変動はありません。
日本銀行HP短期プライムレート推移より作成
ここからどうやって変動金利は決まるの?
この短期プライムレートにおよそ1%程度の金利を足したものが、銀行の「基準金利」となっています。
基準金利は、銀行によっては「店頭金利」、「店頭表示金利」とも呼びます。
その「基準金利」から銀行が「優遇金利」を値引きし、実際の住宅ローンの金利(適用金利)が決まります。
例えば、基準金利が2.475%、優遇金利が2%であれば、実際に借り入れる際の金利は0.475%となります。
変動金利は金融機関が優遇、つまり値引きされた金利になっています。
つまり、基準金利が上がれば、優遇幅が変わらなくても、適用金利は上昇します。
通常、長期金利の方が短期金利に先行して上がるため、これから注意が必要です。
変動金利のおさらい
住宅ローンが実行されれば、ローン返済が始まります。
変動金利は半年に1回、金利の見直しが行われています。
金利の見直しは行っているものの、実際、住宅ローンの返済額が変わるのは5年後です。(5年ルール)
つまり、5年間は住宅ローンの返済額は変わりません。
そのため、変動で借入している方は、金利上昇に気づきにくいのが現状です。
変動で借りてる方は、金利チェックは必須です。
変動?固定?現在借入している人はどっちが多い?
家賃並みの毎月返済額でおうち購入ができるということで、7割近い人が変動で借入れしています。
しかし、金利上昇のニュースを受けて、不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
変動金利は今後あがっていく?
変動で借りてる方は、これからどうなるのか?心配ですよね。
通常、長期金利の方が短期金利に先行して上がってしまいます。
駆け込みで乗り換えようとしても、そんなにドンピシャでうまく乗り換えできません。
乗り換え時間には余裕を持つことが大切です。
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